ダークカラーのブランク

          ダークカラーの真竹ロッド
ダークブランク

  同じ真竹のロッドですが、色調がかなり違います。(火入れの時間は同じです。)実は真竹ロッドに火入れを強くしてダークカラーにすることは困難で、不可能だと思います。トンキンと違い真竹に火入れを強くすると、粘りがなくなり折れやすいロッドになってしまいます。通常は下の画像ぐらいが適度な火入れ状態の色です。火入れが足りないと曲がりが出易くなり、入れすぎると折れやすくなるという非常に微妙な火加減が必要です。トンキンはアバウトで問題ないので火入れに関してはトンキンのほうが簡単で気を使わなくて済みます。
  このような理由で真竹のダークカラーロッドは製作できなかったのですが、今回着色仕上げの方法を採用しダークカラーの真竹ロッドが製作可能になりました。見栄えだけの問題で性能には関係しないのでオプションの扱いになります。写真を取った時に渋めになりますので、写真写りは良くなると思います。
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バンブーロッドの色付け

ロッドの色付け
バンブーロッドの色付け

  今回製作したフェザーブランクのMF864Lには微妙に色がついていて、画像下のロッドと同じ火入れ時間ですが濃いブラウンになっています。ユーザーさんからのリクエストで今回採用しました。濃淡と色合いについては着色の回数と塗料の種類で調節可能なので、修理ロッドの色合わせ等に応用が出来ます。
  このMF864Lはプログレッシブテーパーの軽量化ロッドになっています。同じテーパーのロッドをソリッドで製作するとまさに筋トレマシーン状態で半日も振れば筋肉痛を覚悟しなければなりません。ロッドの長さ(重量)がアクションに大きな影響を与えることは以前にも紹介しましたが、MF724とMF864は同じMFテーパーのファストアクションなのですが、MF864はMF724と比べるとパラボリックテーパーのような感じがします。これは重量がアクションに影響を与えているからです。従って、軽量化すればするほど本来のアクションに近づくことになります。以前はバンブーフェルールでしたが、現在はジュラルミンフェルールになり、扱い易さが向上しています。ソリッドのロッドしか振った経験のない人は、手に取った瞬間にその軽さに驚くことと思います。
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shirakami1955

Author:shirakami1955
工房日記へようこそ!
大空を飛び回る仕事(本当のフライマン?)を定年退職し、もの作りの楽しさが溢れるフライフィッシングにはまったフライマンです。バンブーロッドの不思議な魅力をより多くの人に知ってもらうべく奮闘中です。

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